X2000


X2000 エックス2000

スカンジナビア特急 

スウェーデン・ストックホルムから登場、振子式採用の高速列車


今や北欧を代表する高速列車となったX2000が登場したのは、1990年9月のこと。
ストックホルム~ヨーテボリ間で運行を開始して以来、路線網も拡張。現在ではストックホルムを起点としてヨーテボリをはじめスウェーデンの代表的な都市と、また国際線ではコペンハーゲンとの間を結んでいます。

独自の振子式列車を採用しているため、カーブでもスピードを落とすことなく最高時速200km/hの快適な鉄道旅行を楽しむことが出来ます。さらに、ストックホルム近くの高速新線では210km/hをマーク。X2000のストックホルム~ヨーテボリ間の所要時間は約3時間と、在来線の所要時間約5時間に比べ大幅な短縮を果たしています。
運行15年を経た2005年には大幅な改装を実施。現在の車両は北欧に相応しく外観はシックなグレー、内装は木を多用した落ち着いた雰囲気の車両に仕上がりました。

北欧で最大の人口を誇るストックホルムは、ロシアのサンクト・ペテルブルクやオランダのアムステルダムと並び、「北のベニス」と呼ばれ、まるで水の上に浮いているような美しい街です。1523年にスウェーデンが独立国となった頃のストックホルムの人口は、わずか8,000人程度。しかし18世紀以降、直接戦火に巻き込まることもなく人口は数十万にも達すると同時に、「自由の時代」を象徴する大都市となりました。

環境と人に優しい北欧観光の拠点となる、魅力的なストックホルムから、X2000は快適な旅を提供します。

車両設備およびサービス1等/2等共通

•木を多用した車内は、他の機械的な高速列車とは一線を画しています。
•すべての車両に電源ソケットを設置しています。
(*日本とは電圧もコンセント形状も異なるので、アダプターと機器により変圧器が必要)
•身体障害者用の設備として車椅子用のリフトと車椅子用スペースを備えた車両を主要ルートで連結しています。
•バー車両を連結。また、区間により食堂車を連結しているので、時間に応じて朝食・昼食・ディナーから軽食、飲料類、コーヒー、ケーキなどをお楽しみいただけます。
•車両内に携帯電話通話エリアがあります。
1等の設備

•座席配列は広々とした1列+2列。
•料金には、お食事のサービスが含まれています。座席でコーヒーサービス、朝食またはサンドイッチをお楽しみいただけます。
•無料の新聞サービスがあります。
•コンファレンス・キャビンをご利用いただけます。
•インターネットにアクセスできます。(無線LAN に接続可能なノートパソコンをご利用の方。料金は無料。)
•ラジオや音楽を聞くためのイヤホンジャックを装備。
•ストックホルム中央駅とヨーテボリ中央駅のSJ ラウンジをご利用いただけます。

2等の設備

•通路を挟んで横2列+2列の配列。
•インターネットにアクセスできます。(無線LAN に接続可能なノートパソコンをご利用の方。1等と異なり有料となりますのでご注意ください。料金は車掌にお尋ねください。)

*X2000全車両は禁煙です。

主要路線発/着 所要時間
ストックホルム~ヨーテボリ 約3 時間 (1 時間に1便)
ストックホルム~スンズバル 約3 時間15 分 (1 日9往復)
ストックホルム~マルモ 約4 時間15 分 (1 時間ごとに1 便)
ストックホルム~コペンハーゲン 約5 時間15 分 (冬季:直行便2 便/夏季:直行便4~5 便を運行)

主な停車駅ストックホルム~ヨーテボリ、ストックホルム~コペンハーゲン、ストックホルム~マルモ、ストックホルム~リンコピン、ストックホルム~アルベスタ、ストックホルム~カールシュタット、ストックホルム~オスロ、マルモ~ヨーテボリ、コペンハーゲン~アルベスタ、コペンハーゲン~リンコピン、コペンハーゲン~ヨーテボリ

料金体系X2000は、乗車日の90日前から予約可能です。

料金プラン 内 容
大人料金 乗車日に26歳以上に適用。キャンセルおよび変更が可能です。(別途手数料がかかります。)
子供料金 2等のみに適用。大人1名につき2名まで無料でご乗車いただけます。

乗車日に6歳以上16歳未満の場合に適用。

*X2000を含むスウェーデンの列車では、1等の子供料金というカテゴリーがありません。

お子様が乗車する場合でも1等の大人料金が適用されます。

ただし、2等の場合、大人1 名につき16歳未満のお子様は2名までが無料となります。

3名様以上が同行する場合、ユース料金が適用されます。

ユース料金 乗車日に16歳以上26歳未満の場合に適用。

キャンセルおよび変更が可能です。(別途手数料がかかります。)

(16歳未満でも大人が同行しない場合には、ユース料金が適用)

レジャー料金(2等のみ) *ノーマル料金に対し、お席の数が少なく、状況によっては満席の場合があります。

キャンセル、変更はできません。

パスホルダー料金(注) 有効な下記のパスをお持ちの方に適用されます。

*ノーマル料金に対し、お席の数が少なくなっております。

*パスホルダー料金を利用する場合は、X2000に乗車する日までにパスの バリデーション(注)を済ませておく必要があります。

*パスのみでのご乗車はできません。必ず別途パスホルダー料金にてチケットを 事前に購入する必要があります。


(注)パスホルダー料金について:

パスを乗車券の代わりに利用し、座席指定券のみを差額で購入すること。

(注)パスのバリデーションについて

パスは、そのままではご利用になれません。ご乗車の前に必ず駅窓口でパスポートとパスを提示し、乗車開始の手続きをする必要があります。

また、フレキシータイプのパスをご利用の場合、乗車日ごとに日付を記入する必要があります。

なお、パスは発券後6ヶ月以内に使用を開始しないと期限切れになってしまいます。期限の切れたパスの再発行はできませんので、十分注意してください。

弊社でもバリデーションができますので、ぜひご利用下さい。一枚あたり1,000円/1名様となります。

(一度バリデーションを行ったパスは払戻できませんので、ご注意下さい。)

「パスホルダー料金」が適用されるパス(以下のパス所持者に適用されます)

ユーレイルグローバルパス

スウェーデンおよび乗車区間に応じてデンマーク・フィンランド・ドイツ・ノルウェイのいずれかを含んだユーレイルセレクトパス、スカンレイルパス(2等のみに適用)

キャンセルおよび払戻条件料金プラン 内 容
大人料金 変更及びキャンセルの際は、日本出発5日前までに弊社宛にチケットをご送付下さい。(別途手数料がかかります。)

ユース料金 発券後の変更及びキャンセルはできません。
レジャー料金 発券後の変更及びキャンセルはできません。
パスホルダー料金 発券後の変更及びキャンセルはできません。

*X2000は、出発日を過ぎた後の払戻はできません。

*上記内容は予告なく変更となる可能性があります。予めご了承くださいませ。

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鉄道パスと乗車券の比較

1つの国の中で1~2区間だけを利用する場合なら、パスを購入するより
乗車券が割安な場合がほとんどです。 特にイタリアではローマ、フィレンツェ等
人気4都市間だけを移動する予定であれば、乗車券の方が割安です。
一方国際列車や長距離の移動、周遊旅行をご希望の場合には、
ツインパス/セーバーパス等を上手に利用することをおすすめします。
スイスパスなど特典が多く、現地に行ってからの細かい出費が割引になり、
最終的には割安になることもあります。 目的に合わせて使い分けてみてください。

予約時期について

指定券は乗車日の1ヶ月前から(ユーロスターのみ120日前)の発売となります。
通常5月末と11月末のタイムテーブル変更の時期には、2ヶ月前を切った場合でも
予約が入らない場合があります。

2区間乗車するのに、乗車券が1枚です。有効期限は・・

日本発券の区間乗車券は有効期間が6ヶ月、この間でルート上の途中駅では
何度でも途中下車ができます。(ただし、引き返すことはできません)
例えばローマ発ベネチア行(経由フィレンツェ)という乗車券では、
ルート上のフィレンツェで滞在することができます。

ヨーロッパの列車予約について

ヨーロッパでは多くの国で構成されており、鉄道も複数の会社で運行されています。近年、ヨーロッパの列車は高速化に伴い、予約が必要な列車が増えています。一見複雑に見えるヨーロッパの列車ですが、予約については大きく3つに分けられます。

予約が必要な列車(全席指定制)

ユーロスターやタリス、TGV、AVEといった包括運賃チケット(=ジャーニーチケット)の列車やイーエススター、チザルピーノなどの高速列車、一部のECやIC(主に中欧エリア)などがこれに該当します。これらの列車は定員制を採用しているため、予約をしなければ基本的に乗車できません。また、夜行列車も基本的には、予約が必要と考えたほうが安全です。予約無しで乗車してしまうと、罰金的要素を含んだ料金を請求される場合もあります。

予約ができるが予約しなくても乗れる列車(任意予約制)

ドイツのICEをはじめ、ヨーロッパの一般的な新幹線は、日本のように自由席車両と指定席車両の区別はありません。予約されている場合は、座席の背もたれが座席の上に、予約区間を示した札が表示されています。代表的な列車は、ユーロシティやインターシティなどの特急列車です。予約しなくても利用はできますが、長時間の移動に利用する場合は、予約することをおすすめします。これらは国やエリアによって条件が異なりますので、各鉄道会社の公式サイトや時刻表などで出発前に確認しておきましょう。

予約ができない列車

ドイツのREやフランスのTER、イタリア IR ・D などの近郊列車やローカル列車などは、予約ができませんが、予約をしなくても利用できます。また、登山列車などを個人旅行で利用する場合も、予約無しで利用できます。これらの列車は、日本でいうなら通勤列車や快速列車、各駅列車にあたります。ベネルクス3カ国エリア内で運行しているインターシティも、このカテゴリーに該当しており、予約なしで利用できます。

ヨーロッパの夜行列車について

shindai1.jpgドイツのREやフランスのTER、イタリア IR ・D などの近郊列車やローカル列車などは、予約ができませんが、予約をしなくても利用できます。また、登山列車などを個人旅行で利用する場合も、予約無しで利用できます。これらの列車は、日本でいうなら通勤列車や快速列車、各駅列車にあたります。ベネルクス3カ国エリア内で運行しているインターシティも、このカテゴリーに該当しており、予約なしで利用できます。



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ヨーロッパの夜行列車の設備は、大きく3つに分けられます。寝台を利用する場合は、予約が必要となります。座席も全席指定制の列車の場合は、予約が必要となります。

個室寝台
寝台車は各部屋毎にドアで区切られ、1人部屋・2人部屋(まれに2等では3~4人部屋)
があります。 相部屋の手配も可能ですが、通常男性用・女性用と性別により部屋を分けますので、カップルでのご利用には不向きです。
シングル(1等 1名部屋) ダブル(1等 2等 2名部屋)T2(2等2名部屋) T3(2等3名部屋) T4(2等4名部